ついにUSA [2003/05/18,07:33:08]
無事ロスに到着。
SARSから身を守るためN95(入手経路は言えない)のマスクを18時間装着し、機内では一切の飲食をしなかった。
10日くらいなにもなければ一安心か。
滞在期間：2003/05/16〜05/29
無事ロスに到着。
SARSから身を守るためN95(入手経路は言えない)のマスクを18時間装着し、機内では一切の飲食をしなかった。
10日くらいなにもなければ一安心か。
ロスからサンディエゴにレンタカーで直行した。
雪夫と由利子のスィートホームに潜入した。
焼き肉(たれはエバラ)とバドワイザーで祝ってくれた。
海がすぐの所なのでのんびり海が見れそうだ。
Blue sky.Blue sea.Long beach.Surfing.Bikinis.Rollerskate.Jogging.
This is San Diego, CA.(BGM-California Dreaming.)
雪夫は日本生まれでアメリカ育ちのハーフだ。
雪夫はサーファーである。が、愛する由利子ちゃんとの生活のためにほかの仕事もしている。
前は上浮穴で英語の先生をしてた。
アメリカに帰ってカリフォルニアの中学・高校の歴史の先生の資格をとったのだがこちらの州の財政悪化のため採用がないらしい。
で、また日本に帰ってくるかもしれないから、その時はよろしく。
由利子ちゃんは松山生まれの松山育ちだ。
雪夫についてずいぶん遠くまできた。
愛する雪夫のためにサンディエゴの日本食スーパー三和で今日も働く。
勝中ハンドボール部だったので作道ネタでいっしょに笑うことができた。
カリフォルニアの海を見ていた。夢を見るように３日が過ぎた。
明日は４人で遊んで、あさってサンディエゴを出る予定だ。
ここからメキシコはすぐそこなのだが、ちょっと寄り道をすることにした。(この旅そのものが寄り道だが)
理由は、
といったところだ。
本当はデンバー(兵頭ぺー君の親類がいる)まで行きたかったが距離・時間・コストなど考えて断念した。
それでも宮圭あたりから「題名のラテンにはまだ入らんのかい」と聞こえてきそうだ。
レンタカーで21日に出発し、ラスベガス、グランドキャニオンをまわり、28日くらいにツーソンという小さい町からメキシコ入りするつもりだ。
雪夫くんと由利子ちゃんは、質素につつましやかに暮らしています。そして何より、本当に仲が良いのです。
当たり前のことが当たり前にできる習慣を、久しぶりに二人に教えてもらったような気がします。
両手を合わせて「いただきます」「今日もおいしいよ」「ありがとう」言葉のコミュニケーションも、欠かしません。
勉強や仕事の都合で、二人の生活時間はすれ違うことが多いようですが、心は、しっかりと繋がり合っていました。
最後の夜は、海辺でキャンプファイヤーをしました。
雪夫くんがアルバイトする「パパ・ジョーンズ」のピザ!
砂漠をひたすら直進していくと忽然とその街は現れる。
ラスベガス。
この誘惑の街にパチンコすらしない私がやってきてしまった。
社会勉強、と言いながら・・。
第1日目 プレイヤーただし 軍資金僅か20$ → 最終50$
第2日目 プレイヤーただし&けいこ 軍資金前日の50$ → 最終0$
(予定通りの結果で残念)
良かったのは通りのロケーション、
「オーシャンズイレブン」の舞台ベラッジオのショーが一番印象的だった。
二泊して、宿代、食事代などすべて合わせても200$もいかない。無茶をしなければ(する人が多いけど)案外お得な街かもしれない。
ちなみに上の文章は、けいこによるものです。
ラスベガスから、アメリカ最大のフーバーダムを越え、ルート66沿いの町ウィリアムスにやってきた。
標高2000mのこの街は、古きアメリカのカントリー色が濃く、夜ともなると酒場にカウボーイハットをかぶった男たちが本当に集まってくる。
すごくいい感じだ。
宇宙から見える地上唯一の地形らしい。
その壮大さには圧倒された。
車とシャトルバスで走り回ったが、見ることができたのは、全長460KMのほんの一部でしかない。
やっぱり自然はすごい、かなわん。
見にきてよかった。
グランドキャニオンの夕日、これがまたよかった。
そこで、「ただしの世界夕日ベスト5」をあげてみよう。
第1位 エジプトの砂漠に沈む夕日（ピラミッドも赤く輝き、世界が赤と黒になる)
第2位 フィリピンの海に沈む夕日
第3位 ザンビアのザンベジ川に沈む夕日
第4位 カンボジアのアンコールワットから見た、ジャングルに沈む夕日
第5位 グランドキャニオンの夕日(ここにくる)
ちなみに6位は今出港で、7位は佐田岬だ。
サンディエゴを出て5日目、われ等がシボレーキャバリエ(これが一番安いクラスだった)の走行距離は１０００マイル(1600km)になった。
アリゾナは地形もおもしろく、走ってて楽しい。
雨はほとんど降らないのでいつも晴天だ。(暑いときは40c)
アリゾナは山から下ると砂漠である。
サソリや毒蛇（ガラガラヘビ)に注意しろと言っている。
ここはネイティブ・アメリカン(インディアン)にもよく会う。
宿はモーテルが安くて便利だ。30$くらいからあるが、ダニのいたとこもあった。今日は、フェニックスでいい宿を見つけた。朝飯やコーヒー・手作りのクッキーもついて（プールまである)40$これはいい。
飯は安く済ませばハンバーガーで二人で2$、思いっきり食べるときはバフェ（ビュッフェ)で二人で20$だが、何でも量が多いのでほとんど一日二回の食事ですんでいる。アリゾナはジャガイモ、にわとり、バター、牛乳が特にうまかった。
宿が変わるたびパソコンの設定をいじってなんとかつないでいる。一時、フリーズしまくって、もうダメかと思った。それでもメキシコよりはいいだろうから、今のうちにと前に書けなかった返事を書いている。シローさんとクレージー藤沢とゲバゲバドーン川野と余土の子供たちは、アドレスがここでは分からなかつたのでだせなかった。(みなさん、まことにありがとうございました。また教えてください。)
あと中矢守にはメール出しても戻ってくるぞ??
右手の親指がまだ動かないので困っている。
けいこのすすめる写真を下に載せた。
アメリカは物価が高い。(だから我々は長居できない)だが物は安いと感じることもよくある。ビールなどケースで買えばもっと安い。ガソリンもリッター40円ほどだ。
サンディエゴ→ラスベガス→ウィリアムス→フラッグスタッフ→グランドキャニオン→フェニックス→ツーソン→ノガレスと移動してきた。
アメリカの旅も間もなく終わる。
ここノガレスは国境の町である。(というかもともとあった町の真ん中に国境ができてしまった)写真で見てもらうと、これはアメリカ側から撮った写真で、丘の上のあるフェンスが国境線である。フェンスの右にある家はメキシコのものだ。
国境のゲートはメキシコ行きは極めて簡単だ。誰もいない通路に回転扉(遊園地とかにある逆戻りできないやつ)があり、でるとそこはもうメキシコだ。「タクシーに乗れ!」「両替しろ!」と怪しげな男たちが集まってくる。実際、国境地帯は観光地である反面、とても危険らしい。アメリカに不法入国しようという輩は、銃で武装し、フェンス付近でチャンスをうかがっているという。(そのために今日は下見に来たのだ)
入国手続きの確認のためイミグレーションに行くとアメリカ不法入国に失敗した者らしき人たち(中には少女も)がいた。
またメキシコのスーパーに入ってみると、レジの後、袋詰めしてるのが10歳くらいの子供たちだったので驚いた。
メキシコからアメリカに入るのは審査も厳しく、時間もかかる。
今日、明日はノガレスのアメリカ側に宿を取り、(その間に車をツーソンで返さなくてはならない)あさって、５月２９日に正式に(入国手続きをして)メキシコに入る。急いで国境付近を離れるために、夜行バスに乗るつもりだ。(バスも武装強盗に襲われることはよくあるが)
台湾を出発して10日目。ホームページで見ていただいているように、私たちは変わらず楽しく過ごしています。SARSの潜伏期間が、7日から10日前後といいますので、それに関しても一応、安心ということでしょうか。食べ物や水にしても、もちろん安全にしても一度も難があったことはありません。そろそろ日本食が恋しくなってきたような…?今は、そんな呑気な毎日を送っています。今夜の夕食は、スーパーで買ったカップラーメンです。
今日は、歩いてノガレス国境を越えただけですが、英語も通じませんでした。あさっては本格的にメキシコに入ります。
皆様の温かいメールと、日々増えていくホームページのアクセス数を胸に!健康・安全に気をつけていきたいと思っています。ご心配をおかけしました。
アメリカの道を一週間、2000kmほど車で走った。
松山観光港出航の時、船に乗り込んできた孔&作道コンビからもらった(どちらかわからん)中島みゆきのCDをよく聞いた。(不思議とマッチする)
この国のほんの一部だが、おかげでその大きさがなんとなくつかめた。前にサンフランシスコとニューヨークに行ったが、その時とはだいぶ違う印象ももった。
ドライブはいいものだ。
そこで「ただしの世界ドライブベスト５」を挙げてみる。(あくまでドライブの楽しさである)
| 第1位 | モロッコのサハラ砂漠 | byプジョー306 |
| (車が止まったら死ぬかもしれないという緊張感もあった) | ||
| 第2位 | カナディアンロッキー | byシボレーキャバリエ |
| 第3位 | オーストラリア・エアーズロック付近 | byハーレーダビットソン |
| 第4位 | 今回のアメリカン・ドライブ | byシボレーキャバリエ |
| 第5位 | スペイン・アンダルシア地方 | byオペルコルサ(ビータ) |
| 第6位 | イタリア・トスカーナ地方 | byマセラティカッパ |
| 第7位 | オーストラリア・ケアンズ付近 | byトヨタRAV４ (ジャングルに入った) withこーへー |
| 第8位 | 北海道 | byホンダブロス withリチャード |
| 第9位 | ベトナム・ホーチミン | byホンダスーパーカブ with小谷花 |
| 第10位 | イタリア・ローマ | byベスパ |
あらら10位までいってしまった。三坂峠は残念ながらランクインできなかった
アメリカは、人と接するに優しい国でした。
私たちが歩いた歩道は、すべてバリアフリーの状態になされ、ほとんど段差のないものでした。グランドキャニオンの歩道でも。また、スーパーの駐車場の車椅子マークのところは、どんなに車が混んでいてもいつも空いていましたし、出入り口ドアも誰かのために必ず支えているというように。その反面さすがの消費国、空ビンも空カンも生ゴミもプラスチックも、すべてひとつの袋にまとめ入れて、大きなゴミ収集車で運び去る「大胆さ」もありました。聞いてみると、すべて一緒に埋め立ててしまうそうです。
そして安全に毎日を送った私たちですが、グランドキャニオンから帰った夜、泊まっていたモーテルに3台のパトカーが停車していて、物々しい雰囲気のままそのまま何人かが連行されていきました。アメリカにも潜む、闇の一部分であると思いました。
町を移動すれば時差があり、気候も変わり、英語を話せなくても生活している人がいたり(ノガレスでは町中の人が話せなかった)いろいろな人種の人々が生活するアメリカ。これまた勉強になりました。
ノガレスのアメリカ側からグレイハウンド(アメリカの長距離バス)が、メキシコ内部に出ているのを発見した。オブレゴンという町(距離にして800kmくらい)まで行けるので、明日(29日)それに乗る。
もっとアメリカにいられたら、ネイティブ・アメリカンの村を訪ねてみたかった。
今は、前に進むことにする。南へ、ラテンアメリカの世界へ。